--'--.--.--:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-)
2006'06.14.22:14

13階段

高野和明 「13階段」 読了


2001年発行 第47回江戸川乱歩賞受賞作
惨殺された保護司夫婦、現場近くでバイク事故で倒れていた青年・樹原が逮捕される
しかし彼は事故の後遺症で犯行時刻の記憶を失っていた
記憶がないため悔悛の情を見せることもできぬまま死刑判決をうけた樹原
退職を考える刑務官・南郷は殺人の前科を持ちながら社会復帰しようとする青年・三上と共に弁護士の依頼でこの事件を調査することになる
タイムリミットは3ヶ月、成功報酬1000万
処刑までに残された僅かな時間で2人は無実の男の冤罪を晴らせるのか?

作者の高野和明はテレビの脚本家から作家になった経歴の持ち主
読むのはこれがはじめてだったけど、なかなか面白い
江戸川乱歩賞を満場一致でとったというだけあるなぁ
ストーリーは死刑制度をテーマにしていてやや重め
被害者と加害者、死刑制度の是非、応報刑と目的刑、前科者の厚生等社会的なテーマもあるのでミステリー好きでなくても色々と考えさせられます
ミステリー的に見ても緻密に作られていて最後まで楽しめる
今年に入って読んだ中では一番よかったかな
是非お薦めです

タイトルの13階段は死刑の絞首台の階段を思い浮かべますが(本作ではストーリー上他の意味もあるが)実際日本の死刑制度で13階段の絞首台は存在しないそうです
唯一存在したのが第2次大戦中にゾルゲ事件(ドイツ人ジャーナリストのリヒャルト・ゾルゲと旧ソビエトのスパイだった尾崎秀実の起こしたスパイ事件)で2人を処刑した巣鴨拘置所(大戦後GHQに接収されてからは巣鴨プリズンと呼ばれ大戦のA級戦犯の処刑を行った)の処刑台が13階段だったとか
ちなみに巣鴨プリズンの跡地には今は池袋サンシャインシティが建ってます(意外と知らない人多いかな?)
たしかどこかに記念碑が建ってるはずなので立ち寄った際には見てみるのもいいかも

この 「13階段」 は映画化もされてるそうでキャストを見てみたところ主役の元受刑者・三上の役は…反町隆史…すっごいミスキャスト…
刑務官役の山崎努ははまり役っぽいなぁ
刑務官の娘役に田中麗奈ってなってるけど…本の方では一度も出てきてないのに…無理やりストーリーに入れたっぽい
まぁ 主役が反町隆史って時点で見る気もないですがw
もし観た人がいたら感想よろしくお願いしますw
スポンサーサイト
トラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

Copyright © 鳴かぬ螢が身を焦がす. All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。