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2006'07.26.21:31

報復

ジリアン・ホフマン 『報復』 読了


2004年発行
「全国の書店員が熱狂! P・コーンウェルも裸足で逃げ出す」
なんて過剰な宣伝文句で売り出された一冊
P・コーンウェルと言えば以前にも書いた元検死官の経歴を持つ女性ミステリー作家
「報復」は主人公C・Jは同じ女性でも職業は検事
2時間ドラマ風なら
「女検事C・J -甦る12年前の悪夢…法廷で明かされる真実!!-」
とかタイトルが付きそうな感じ
学生時代に見知らぬ男にレイプされ体を切り刻まれたC・Jは名前を変えフロリダで検事になる
そのフロリダで女性の心臓を抉り取る残忍な連続殺人が起きる
犯人は「キューピッド」と呼ばれ何の痕跡も残さず警察の手から逃れていたが車に死体を積んでいたところを捕まる
事件を担当したC・Jは公判を続けるうちに「キューピッド」ことバントリングが12年前のレイプ犯であることに気づいてしまう…といったストーリー

全体的に絶賛されている程の内容でもない気が…
やたらレイプと残忍な犯行が克明に描かれている点が話題を呼んだのかも
引き合いに出されたコーンウェルが自分の経験と知識から専門用語続出の難解な話を書くのに比べれば読みやすい利点はあるかな
読んでいて一番気になったのは事件そのものよりもアメリカの陪審員制度について
弁護士が検事の弁論を映画の予告編に例える部分があるとおり、陪審員制の裁判はある意味一種のショウや舞台みたいなもの
実際の事件でも猟奇殺人犯が格好いいという理由だけで世論や陪審員を味方につけることがあるのがなんともアメリカ的(韓国でも似たようなことはあったけど)
いずれ日本の裁判もそうなるかと思うとなんとも不安…

あまり女性やグロいのが苦手な方にはお勧めできない一冊でした
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